イースターって、今年やりましたか?
というか、私は生まれてこのかたイースターをしたことがないのですが…
一時、イオンでも大々的にイースターやってたりして、
そのおこぼれに預かり生卵のパックをもらった記憶がありますけど
なんかいまいちイベントとしてはやらないですよね。
ディズニーにいって、「あぁイースターやっている」と思うくらい…
そんな私がイースターに興味を持ったのは、
子どもの幼稚園がミッション系だからなのです!(あぁなんかミッション系っていうの気持ちいい 笑)
イースター礼拝というイベントがあり、
子どもたちが毎日出席シールを貼る手帳のようなものにも、
誕生日とイースター礼拝の日にはシールが予め貼ってあり、
重要かつ楽しみにする日であるようなのです。
それでイースターについて興味を持ちました。
その調べたことについてまとめてみますね。
目次
イースターって何?
イースターとは、「復活祭」といって、
キリスト教で一番大切なイベントらしいです。
キリストが十字架にかけられるのは有名ですが、
そのあと蘇るという奇跡を起こすんですね。
その復活した日がイースターの日で、
キリストの復活をお祝いするんだそうです。
イースターっていつ?
イースターは、毎年日付が変わります。
2018年に関して言えば、
4/1でした。
もうかなりまえに終わってるんですね 笑
このイースターの日というのは、
「春分の日を過ぎて、最初の満月の次の日曜日」
と決まっているそうです。
今年は3/31に春分後最初の満月がありましたから、
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その次の日曜日は4/1なんですね。
しかし、春分後の最初の満月はずれますから、
イースターの日というのが毎年1ヶ月くらいの幅で、変わってきちゃうんです。
春分後すぐの日もあれば、4月末のこともあるんですね。
これだけ毎年差があれば、
なんとなくここがイースター!ってのがぼやけてしまって、
それでいまいち浸透しないのでしょうかね?
しかも満月の日とかって、
私は占星術に興味があるから毎回調べますけど、
興味なかったら
夜空を見上げて
「あ~今日満月なんだ~」と思うくらいでしょうから 笑
普通はそのくらいの感覚ですよね。
しかも満月の次の日曜日って?
ですよね?
それ聞いただけでなんとなくぼやっとしてしまうし、
満月の日とか調べる気起きないでしょうから…
それでイースターっていまいち盛り上がらないのでしょうか?
イースターのうさぎと卵は何ででてくるの?
イースターはキリストの復活、
ということで
卵は誕生のシンボル、
うさぎは多産であるということが
起源のようです。
うさぎは多産て知らなかったのですが、
子どもを妊娠中に次の子を妊娠出来るそうです!
すごいですね!
イースターの日ってどんなタイミング?
ついでにイースターは春分と満月という、
占星術で重要なタイミングも関係していますので、
そのことにも触れてみますね。
春分の意味すること
まず春分。
これは12のサイン(星座)のトップバッター牡羊座の最初のポイント(春分点といいます)に
太陽が戻ってくるタイミングなのです。
春分→牡羊座のはじまり
夏至→蟹座のはじまり
秋分→天秤座のはじまり
冬至→山羊座のはじまり
ということで、
これらの星座はその季節のはじまりの星座なのです。
またこの牡羊座から始まり、魚座で終わる流れも、
人の一生に例えられたりして、
(牡羊座は生まれたばかりの自分ではなにもできない赤ちゃん、牡牛座はいろいろなものを触って、何でも口に入れる赤ちゃん…
水瓶座は定年後の期間、魚座は年取ってから死後の世界などなど)
その流れを、
太陽が1年を通して1周するなかで、
懐中電灯で光を当てるように
やっていくわけです。
人生の縮図みたいなことを春分からの1年を通してやっていくんです。
その人生のはじまりともいえるポイントが春分です。
誕生、そして復活というか新たなはじまりということで、イースターの意味ともかぶってきますね。
満月の意味すること
その人生の新たなはじまりから、次は満月を過ぎるようですね。
春分の次の満月とは、天秤座満月ということになります。
太陽が牡羊座、月がホロスコープ上ではその反対側の天秤座に位置する天秤座満月の日。
これはどんなタイミングであるかも見てみます。
牡羊座と天秤座は、自分と相手というか、
相手がいるからこそ自分も存在することがわかる、というか、
牡羊座がなにもわからない赤ちゃんなので、天秤座はそれを写す鏡のような、それによって自分という存在を意識するという関係性です。
相手がいて反応が返ってくるから、自分も反応が変わる。
自分だけだったところに相手が表れる、そんな二元的な世界観なのです。
また太陽と月は、夫と妻、男性と女性という意味もあります。
満月は男女が向かい合っている状態、
とも言えなくもないです。
この向かい合う状態とは、占星術でいうと180度のオポジションという言い方をしますが、
自分と相手しかない二元的な世界観ですので、依存的な面もあるんですね。
相手がいないとどうしたって自分の存在を確認できないじゃないですか。
何か物があって、自分がぶつかると、そこに自分と物の存在を知覚できますよね。
男女もお互いがいないと子孫を残すことができませんし、
夫婦関係でも、お互いに役割をこなしながら家庭を創っていきますよね。
キリスト教の教えのなかにも、こんな部分があります。
主にあっては、男なしには女はないし、女なしには男はない。それは、女が男から出たように、男もまた女から生まれたからである。そして、すべてのものは神から出たのである(コリント人への手紙第1-11.11~12)
男性も女性も2つで1つというか、お互いになくてはならない存在…
そういう意味では満月の意味とかぶるところもありますね。
天秤座はパートナーというところから、結婚も表しますし、
夫婦関係という意味ももつ天秤座満月を過ぎることがキリストの復活では必要だったとすると、
世界を創造していくには、自分だけではなく相手も必要だった、そういう二元的な世界観を知覚する必要があったということでしょうか。
キリスト教に関する知識が全然ないので、もっともっと深い意味があるのかもしれませんが…
日曜日の意味することとは?
さらに、イースターは天秤座満月後の次の日曜日ということなのですが、
なぜ日曜日なのかというと
キリストが復活したのが
安息日の次の日だったからなんです。
安息日は金曜の日没後から土曜の日没までとのことで、
その次の日は日曜日になるわけです。
キリスト教では、キリストが復活した日曜日を安息日としているそうですが、
復活後の話であり、
キリストの復活を最初に発見したマグダラのマリアは土曜日を安息日としていたようです。
では安息日ってなんなんでしょうか?
一切の労働をしないで、家族と静かに祈りを捧げる日、のうようです。
一切の労働というわけなので、
主婦だったらご飯も作らないそうです。
代わりに前もって大量に作っておき、
それを家族や親戚と安息日に食べるのだそう。
それも労働なの?という話もあって、
トイレットペーパーをちぎるのもしない人たちもいるのだとか。
やはり前もってちぎっておくらしいです。
これらもユダヤ教とキリスト教と、さらに教義に厳格かどうかでもかなり違ってくるようですが。
そのようにして、一切の労働をすることなく、静かに宗教的儀式を行う日。
それが安息日ということのようです。
まとめ
ということで、イースターの日=キリストの復活の日というのは、
新たな始まりである春分を過ぎ、
自分だけでなく相手がいることを知り、
相手がいてこそ家庭や世界を創造できるのだと知る天秤座満月を過ぎ、
一切の労働をせず、神に祈りを捧げる安息日を過ぎた
タイミングであるということがわかりました。
主イエスは、私たちの罪のために死に渡され、私たちが義と認められるために、よみがえられたからです(ローマ人への手紙4➖24,25)
これによると、キリストは、人々の罪を償うために十字架にかけられ、
その罪をすべて償って、許されたから復活した、ということのようです。
春分によって新たな時代が始まり、
天秤座満月によって自分と相手との相互依存により家庭ひいては世界が創造されていくことを知り、
安息日に神に祈りを捧げる。
そうして、人々の罪が許され、キリストが復活したと考えると
なんだか興味深いですね。
イースターを調べていたら、なんだかその由来がとっても興味深かったです。
占星術が生まれたのは、キリストが存在する時代よりも1000年以上昔の
古代バビロニア時代と言われていますから、
もしかしたら、なにかもっと深い意味が隠されているのかもしれませんね。
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