私は第一子の妊娠中に、自分が白衣高血圧だと知りました。
白衣高血圧とは、家では正常なのに、病院だと高血圧になることで、
白衣を見て緊張して血圧が上がることからそう呼ばれるようです。
白衣高血圧は厳密には高血圧ではないとはいえ、高血圧予備軍なのは確かです。
ですので、妊娠中は本当に気を遣いました。
そこで、私が妊娠高血圧症候群にならないために、妊娠中に実践していたことをご紹介しますね。
●塩分摂取量を1日6gにしていた
今思えば、6gというのはちょっとやりすぎだったかも知れないとも思うのですが、
妊娠中は塩分摂取量を1日7gにするように推奨されています。
料理をしてみればわかりますが、1日7gにするのも、工夫が必要です。
私は1日6gなので、朝昼晩を1~2g、2g、2~3gの塩分量で調整していました。
●カリウムの多い食品を積極的に取っていた
カリウムは体内の塩分を排出してくれるので、多い食品を食べるようにしていました。
とくに、アボカドは糖質も低くよく食べていました。
ほかによく食べていたのは、納豆、ホウレン草、わかめ、ひじきなどです。
ただ、腎臓の機能が低下していると、カリウムを制限されることがありますので、
そのあたりは医師の判断になると思います。
●ルイボスティーを飲んでいた
妊活中や妊娠中、産後にも、定番となりつつあるルイボスティー。
血管の老化にいいということで、よく飲んでいました。
ルイボスティーはミネラルが豊富で栄養的にもいいですし、
他にも風邪予防や便秘にもいいそうで、妊娠中にはもってこいの飲み物です。
●ウォーキングをしていた
これも少々やりすぎなのですが、安定期に入ってからウォーキングを始め、
1㎞、2㎞と距離を伸ばしていき、最終的に3時間で10㎞歩けるようになっていました。
というのも、32週くらいまでに1日3時間ウォーキングができる体づくりをすれば、安産になるという資料を
産院からもらっていたからでした。
とはいえ、私も妊娠中は何度か入院していますし、運動できない時期もありました。
●マタニティヨガをしていた
これは産院の先生おすすめでした。
ほかにマタニティビクスのクラスにも参加していましたが、
私としてはヨガのほうが良かったです。
というのも、ヨガでは呼吸法をみっちりやるので、これが体をリラックスさせたり、
緊張を解きほぐしてくれるんですよね。
これが高血圧にもいいし、出産のときの痛み逃しにもよかったです。
●体重コントロールをしていた
急激に体重が増加するのはよくないので、体重コントロールはしっかりしていました。
運動ももちろん役に立ちましたし、
ちょっとヤバいと思ったら、デトックススープを作って、とにかく食べまくりました。
ショウガを取り入れるのも体が温まってよかったです。(ただしショウガは市販のチューブだと塩分が入っているのと、乾燥ショウガは取りすぎ注意です)
あとは、炭水化物のご飯を気持ち控え目にしていました。(ただ妊娠中はご飯も減らしすぎはよくないです。
産院でいわれた体重増加量を目安に調節するのがいいと思います)
●アロマオイルを使っていた
緊張状態、ストレス状態が血圧にはよくないとのことで、
ストレス解消に、趣味歴としては15年になる、アロマを使っていました。
ただ、妊娠中に禁忌のアロマはたくさんあります。
私が使っていたのは、つわり時期にもよかったレモンのオイルと、
気持ちが明るくなるグレープフルーツのオイルでした。
これもやりすぎはよくありませんので、1日数時間、毎日やらない、というのは
気を付けていました。
●まとめ
以上が、私が妊娠中、妊娠高血圧症候群にならないために、
実際に取り入れていた習慣です。
これをやりきるのは本当に大変でした。
ストレスも相当ありました…
それってなんだか本末転倒じゃない?なんて今は思ったりも…します。
なんでもやりすぎはダメ!です。私が言うな、なんですけど…汗
妊娠高血圧症候群は本当に怖い病気で、
実際に周りでも何人か話を聞いたことがあります。
どんな人でも起こりえる病気ですし、
こういう人がなりやすい、というのはあっても、原因ははっきりとは解明されていないようですので、
完全に予防するのは難しいのかもしれません。
でも、妊娠出産て、本当に命がけです。
少しでもリスクを減らすよう、やれることはやってみてもいいのではと思います。
参考になればうれしいです。
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