感情のはけ口にされるのって、つらいですよね。
感情のごみ箱ってことですよね。
私は散々、母親の感情のはけ口にされてきました。
ひどいときは毎日です。
物心つくくらいから家を出た20歳まで、
毎日欠かさず、とは言いませんが
結構な頻度で怒鳴られてました。
その事について書いてみます。
なぜ母親は私を感情のはけ口にしたのか
なぜ母親が私を毎日のように怒鳴り散らしたのかというと、
ものすごいストレスがかかっていたから、
なんだろうなぁって思います。
同居の私の祖母は、私のことは目に入れても痛くないレベルで可愛がってくれましたが、
母にはびっくりするくらい意地悪でした。
母の悪口を近所の自分の友達や近所の私がよく一緒に遊んでいた子のママに話す、
孫の私にも話す。
私が初の内孫だったため、私が生まれてすぐに祖母が子育てにかなり口出しをし、
母乳が出なくなったらしいです…
私が幼稚園入園前くらいには、母に「早く働け」とばかりに、仕事をさせて、自分が私や弟の育児・家事をやっていました。
父は仕事が忙しく、あまり助けてくれない。
また、父自身幼い頃祖父を亡くし、女手ひとつで育ててくれた祖母に頭が上がらない、ということもありそうでした。
ですので、父は母の味方、というわけでもなかったようです。
そりゃ~キツいよね。
私なんて同居じゃないし、夫は子育ても家事も協力的で、部屋が散らかってようが、おかずの品数が少なかろうが、文句を言われたことがありません。
それでもやっぱりワンオペ2歳差育児はつらいです。
でも母に比べたら、かなり恵まれていますよね。
わかっているけど…癒されない心の傷
母のかつての状況も、今は思いやれる余裕が出てきました。
べつに責めるつもりはもう全くありません。
西洋占星術やフラワーエッセンスを使って、自分なりに自分を癒すということをやってきたけど…
まだ時々、癒されてないインナーチャイルドが顔を出してきます。
今日も、上の子は幼稚園で何かあったのかな?
とても疲れてそうでした。
夕方ごろ、感情が爆発。
下の子は、熱があって、つらくて泣いてるから、薬を飲まそうとするのに飲んでくれない。
前はヨーグルトやゼリーに混ぜれば大丈夫だったのに、今はそれすら拒否。
好きなアンパンマンジュースでも、アンパンマンのイラストのあるパックから飲んでいるため、
コップに出して薬を混ぜたら
「何このニンジン色のジュース」
とばかりに飲んでくれない。
ニンジンは結構食べるのに…
それなので、子どもの嫌がる手を抑え、無理矢理口を開けて飲ませても、ほとんど吐き出してしまいます。
子供用の甘いシロップで、以前は喜んで飲んでいたのに…
私の場合、どちらかだけなら全然対応できるのですよ。
でも、ふたり同時にくると、胃がきゅ~っとなります。
昨日から下の子は熱があって一日ぐすぐすしていて今日もだったし、
加えて上の子まで…
泣き声も大きいし、ふたり同時だとご近所に聞こえてないかほんとにヒヤヒヤします。
そんなのを何度か繰り返したあとでした。
「なんで私を感情のはけ口にするの!」
実際に言った訳じゃないんですけど、心の中で私のインナーチャイルドが叫んだように感じました。
わかってます。
子どもは悪くない。
私は母親だから、幼稚園で何かあったかもしれない上の子にも、体調悪くてしんどい下の子にも、母性をもってあたたかく接しなければならないのです。
だけどどうにも悲しくなって泣けてしまいました。
まだまだ、理性ではどうしようもない、癒されてないインナーチャイルドがいるようです。
本当に、幼い頃の育ち方って
大人になっても残ります。
普通に社会人してると気がつかないけど、
子育てしてると
ものすごく子どもの私に向き合わされます。
だからこそ、幼い頃の育ち方が、子どもにどれ程の影響を与えるかが身に染みてわかっているからこそ、
私はこの状況をどうにかしなくてはならないのです。
子育てで追いつめられないために…
話が変わりますが、
先日子育てセミナーにいってきました。
とてもスピリチュアルな内容もあり、一見怪しい。
来ているママさんも、かなり追いつめられている方が多い印象でした。
というのも、ほぼ紹介制、というようなセミナーだったので、比較的外から見ても苦しそうだなというママさんを誘っているようです。
私も身内からですが、誘われて参加するようになりました。
誘われたのはやっぱりキツくてしんどい時期でしたね。
そのセミナーで言われたのが、
「とにかく安心して話せる人に愚痴をどんどん聞いてもらうこと」
私もそうでした。最初の一歩がすごく勇気がいりましたけど、
話してみると、意外とみんな同じようなことで悩んでる。
私なんて、親子関係がヘビーな方ですけど、(というか私にとってヘビーなだけかも)
中には同じような経験をしている人もいる。
ひとりで抱え込んで、自分の中で収まりきらなくなっている気持ちを、
言葉や文字にするのって
本当にそれだけでも楽になります。
ただ、「安心して話せる場所」ってなかなか見つからなくないですか?
みんな話して楽になりたいけど、怖くて言えないんですよね。
私たち子育て専業主婦は、
家事と子育てだけなんです。
それができなかったら、
自分の価値って何?
そう思えてしまうんです。
だから、自分の価値がだだ下がりするのが怖いから、
苦しい気持ちを伝えられなくてなかなか表に出せないんですよね。
でも、
苦しい気持ちを正直に伝えてもいいんです。
私もそのセミナーでは、何人か泣き出してしまったママさんがいて、もらい泣きしてしまいました。
つらいよね。苦しいよね。
私も同じだよ。
それが共有できただけでも、
ずいぶん気持ちが楽になったのではと思います。
思わず泣いちゃうくらい苦しいけど、
そこには同じ経験を持つ仲間がいる。
それだけでどれだけ心が楽になり、
自分を責めることを減らせることか。
だから私も
自分でもだいぶヤバいと思いつつも、
ダメな部分を正直に書いています。
これを読んで、
少しでも気持ちが楽になれるママさんがいたら、うれしいです。
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